このたび、ヒートシンク接合サービスを開始いたしました。このサービスでは、規格ヒートシンクを接合し、大きな製品を作成することができます。これにより、既存規格品の組合せで、短納期、小ロットであっても製品を購入することができます。さらに、圧力損失や熱分布を考慮しながら、異なるフィンパターンの製品を組合せ、最適な放熱設計ができるようになります。
弊社のヒートシンク接合サービスでは、摩擦攪拌溶接(FSW)を用いて接合を行います。この方法は、従来のロウ付けなどによる方法に比べ、エネルギー効率の高い接合プロセスであり、接合部の品質も安定しています。接合されたヒートシンクには、FSW加工痕として円錐状の穴形状が端に残りますが、通常のヒートシンクとFSWで接合して作ったヒートシンクの性能比較では、ほとんど差は認められないことが確認されています。
今回新たに追加された規格:
規格名称 | 接合前規格 | Max長さ (mm) | Max幅 (mm) | 高さ(mm) |
---|---|---|---|---|
JLP2B | LPD100 | 179.4 | 191.9 | 12 - 40 |
JN-02 | N100 | 188.8 | 188.8 | |
JUL0A | ULP100 | 179.2 | 193.8 | 12 - 25 |
詳細は「ヒートシンク接合サービス」をご参照ください。